天国のかえる


今はもう亡きカエル達の紹介です。


バジェットガエルの「くずもち」(1999年10月〜2003年12月)

和名「マルメタピオカガエル」の通り、目も瞳孔も丸くてタピオカみたいな質感の、べとん、としたカエル。 ほぼ完全な水棲で、目だけ出して水に浮いていることが多い。エサは魚、昆虫など。

高校の頃、ホームセンターのペットコーナーで出会いました。図鑑でしか見たことの無かったバジェットを目の前にした 感動は忘れられません。1ヶ月以上悩んだ末に購入。 バイト禁止校に通いお小遣いも少なかった私にとっては、かなりの高額でした。

水槽に浅く水を張り、ヒーターとミズゴケ、陸地用の石を一つ入れて飼育。エサは金魚やコオロギ。
最初の頃はコオロギ(当時はフタホシしか出回ってなかった)が飛ぶなんて知らず、水槽に入れた奴が ヒーターのコードを登り脱走して、天井からベッドに降ってきたこともありました。
購入時の体長は約8cm、死亡時は約10cm。時々「ギョエー、ギョエー」と鳴いていたので、たぶんオス。

毎年、冬もあまり調子は下がらず乗り切っていたんですが、4年目の冬、どんどん体力が落ちて行き、 強制給餌もしましたがダメでした。死んだのは折しもクリスマスイブ。

人生で最初に飼った、思い出深いカエルです。


ジュウジメドクアマガエルの「ミルキー」(2004年1月〜2月)

青みがかった灰色と黒のホルスタイン柄、目はマルタ十字のような独特の模様の、とても可愛いカエル。 「ブラジルミルキーフロッグ」の別名がある。ツリーフロッグとしてはやや大型で、8cm前後になる。

図鑑で初めて写真を見た時の衝撃は相当なものでした。私の中にある「カエル観」が覆されたと言っても過言ではありません。 そんな憧れのカエルが、ネットオークションに出品されていました。思わず落札。
しかし、冬の最中に郵送されたのが体に悪かったのか、到着した子は拒食を続け、手を尽くしたのですが弱っていく一方でした。
そんな折、よりによって飼い主の私がインフルエンザで倒れ、2日ほど寝込んでいる間に、あっけなく死なせてしまいました。
完全に私の力不足で死なせてしまった、可哀相な子です。ごめんなさい。


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