ニホンアマガエル

−DATA−
和名ニホンアマガエル
学名Hyla japonica
体長3〜4cm
分布沖縄を除く日本全土、朝鮮半島、ロシア東部、中国北部
環境樹上棲

アマガエルについて

抜群の生命力で、日本全国津々浦々に節操なくお住まいになっている。
おそらく日本人の大部分が「カエル」と聞けばコイツを思い浮かべるはず。
体の色は緑や灰色、黒など様々に変化する。皮膚から分泌する粘液には弱い毒が含まれている。
後ろ足には水かきがあり、上手に泳ぐ。
雨の前後などによく鳴く。オスは繁殖期になると喉がややたるみ、黒くなる。
よく似たシュレーゲルアオガエルとは、鼻先が尖っていないこと、目の前後に黒い線が入ることで区別できる。

野生では、春から夏にかけて田んぼなどの止水に産卵。 おたまじゃくしは正面から見るとけっこうブサイク。
夏以降は草むらや林などに移動し、冬には落葉の下や浅い土中で冬眠する。

とにかく丈夫で図太いため、飼育は比較的ラク。
主食は昆虫やクモだが、動くものなら何でも貪欲に食べる。時には勢い余って他のカエルの足にまでかぶりつく。
かなり大きな餌でも食べようとするが、飲み込めない時などには胃をひっくり返して吐き出す。 慣れればピンセットからの給餌も可能。
冬眠させるつもりなら無加温で飼育できる。冬眠させないなら年中25℃前後を保つ。 水入れは人によって意見が分かれるが、乾燥防止のためにもあった方が安心できる。

ありふれたカエルだが、元気に動くし仕草もユーモラスで可愛らしく、飼育してみると予想以上に面白い。
ただし大きな声でよく鳴くので、神経質な家族のいる人は注意。


我が家のアマガエルたち

全部で6匹。大きい奴は4cm、小さい奴は2.5cmくらい。
全て2004年に生まれた子で、ビッダーズオークションで落札され、我が家へやってきた。 ちなみに値段はプラケ込みで700円。や、安い…。

一時は繁殖も期待していたが、おそらく全部オス。よく鳴いている。いつか嫁を取ってやりたい。

大型ケージに小さな水入れを幾つか置き、鉢植えの植物、イミテーション植物、止まり木を入れてある。

餌は小さなコオロギ、ワラジムシ、小さめのハニーワームとその親(蛾)、シミ、野外採取の昆虫、クモなど。
どいつもこいつも食い意地が相当張っていて、何も挟んでいないピンセットにも食らい付いてくる。


2005年6月、お嫁さん候補3匹をお迎え。合計9匹の大所帯に。繁殖に期待。


2005/9/20追記

 個体差が出てきたため、大きめな6匹(オス5、メス1)・小さめな3匹(オス1、メス2)を別々に。
 6匹:プラケ(大)に腐葉土を敷き、ポトス、アンスリュームの鉢、流木、水入れ、竹炭を入れてある。 餌はバラ撒き方式。好き勝手に食べている様子。
 日々のメンテは水替え、霧吹き。月イチで床材総替え。  3匹:プラケ(中)に水入れ、流木、竹炭、イミテーション植物をレイアウト。餌は上と同じくバラ撒き方式。
 日々のメンテは水替え、霧吹き。週1〜2でケージ丸洗い。

アマガエル写真館


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